「オシムの言葉」を読む
2006-01-02



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   著者 木村元彦
   発行所 集英社インターナショナル
   発売元 集英社
   「オシムの言葉」
   −フィールドの向こうに人生が見える
   2005.12.10 刊
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オシム(監督)という人を知ったのは、偶然の幸運であった。Jリーグが発足し身近な地元のチームということで心の片隅に止まっていたジェフユナイテッド。降格の危機を何回も経験し、そして、2003年、新しい監督が決まったという報道に接した。それが、オシムである。
いつの頃だったろう、試合後のオシム監督の言葉が気になるようになったのは。
オフィシャルサイトに「オシム監督語録」というコーナーができ、注目度が増す。

サラエボが故郷の、分裂前崩壊前のユーゴスラビアの最期の監督。

東欧の民族紛争を語り、オシムの半生を語り、ジェフの選手との関わりを語ったこの本、ずしりと響く。
「あなたの人生は?」
と問いかけられる。
[みさとの本箱]
[文化(本・CD・映画・芝居など)]

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