97年 NODA・MAP第四回公演
「キ ル」
参照:
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シアターテレビジョン10周年記念関連で放映されたこの作品を観た。
放映前の野田さんのインタビューで、TVで観てよかったと思ったら劇場に足を運んでください、別のものです、という言葉があったが、もちろんその言葉に同意する。
その上で、一回限りであるはずの舞台がこうして形となって残っていることにも感謝する。当時観ることのできなかった人間にとってはありがたい。
作品に関心があった上にこのキャストだ。
すべてを中断してTVの前に座った。
10年前の堤さん、古田さん、野田さん。
狂気と正気の狭間にいる人間を演じるそのピュアの鋭さ、この人はすごい>堤さん。あの場面は古田さん美味しいと取りだよね、役者としての野田さんと演出家・作者としての野田秀樹。
密度の濃い時間に感謝します。
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